2013年7月1日月曜日

レンガの壁とアイアンワーク

ヨーロッパの家々はレンガ造りです。そして、門扉や看板や窓の縁取りなど、あちこちに鍛造のアイアンワークが使われています。

レンガは年月を経るごとに深い味わいをたたえ、鍛冶屋が槌打ってこしらえた鉄の造形は、力強く優雅です。

その感じを表現してみたかったのですが・・・。

ピースの一つ一つに粘土を盛ってテクスチャーを付け着色しました。

鍛造独特のアイアンワークの文様はパステルで下書きし、絵の具で表情を加えました。

凹凸の多い表面には鉛筆の線が見辛かったためにパステルにしたのですが、意外な表情を見せてくれました。

レンガのテクスチャーも、パステルの表情も大好きなのですが、どちらも初めて試したので、この画面の中でうまくいっているのか不安です。

僕自身にも、良いようにも物足りないようにも見えます。

なので、次に使う時は各々の素材に正面から取り組んでみたいと思います。(汗)


そんなわけで、今回はかなり不安な中でアップしました。

みなさんの忌憚のない意見がいただけると嬉しいです!

2 件のコメント:

  1. おはようございます。arandasです。
    確かに今回の方がアイアンワークが浮き上がっていて、バックの煉瓦の硬い感じも伝わって来るようです。
    前の方は、パステルのせいなのか、縁取りの部分に緑が忍ばせてあるからなのか、エッジが滲んでいるような印象で、時間の経過を感じます。バックの煉瓦も柔らかく見えるから不思議ですね。どちらの作品も捨て難くて、両方に一票です。組合せの楽しみとまた違う経験をさせてもらいました。
    また、お邪魔します。ありがとうございました。

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  2. arandasさん

    いつもコメントをありがとうございます!
    丁寧に見てくださっていることに感激です!
    実は僕も、どっちも好きなのです。でも、作り直すと片方は切り捨てなくてはなりません。
    arandasさんのように感じてくださる方がいて、また次にチャレンジする勇気が湧いてきます。

    また覗いてみてくださいね!
    ありがとうございました。

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