2014年8月15日金曜日

夏の光

考えたら、眩しいほどの陽射しの中を歩くことが嬉しかったのは、子供の頃だけだったのかもしれません。

いつの間にか、カンカン照りの日中出歩くことを疎ましく感じるようになっていました。

頑張って出歩くと我が家の周りには、茶畑と茶畑の間にこんな切り通しや木陰がまだたくさん残っています。


2014年7月23日水曜日

椅子 チェアー

僕の日常の中にたくさんの種類の椅子があります。

画面にしたチェアー、そしてソファ、スツール、ベンチ、シート。

どれも体をあずけて安心できる場所です。

並べ替えてみました。

面白い絵です。この画面を意図して描くことはとても難しい気がします。

作ったあとのお楽しみです(笑)

2014年7月10日木曜日

緻密な計算

ケーブルTVに「放送大学」という番組が有ります。

リモコンでチャンネルを送っていると、たまになんとなく引っかかって手を止めます。


ホワイトボードに数式(のようなもの)が並び、グラフや図形が付いています。

先生が説明をしています。

それを数十分真剣に観てみるのですが、ほとんどの場合そこで説明されていることが、本当に何ひとつ、まったく、手がかりも何も得られず終わります。

番組タイトルを見ても、それが一体どの方面の学問であるのかさえわからないことがあります。

そんなものをどうして観てしまうのかというと、一見とてもシンプルに見えてしまうからです。

数字や図形に、整然とした美しさを感じてしまいます。



世の中には全然理解できない・・・なんというか、ここが表現しづらいところですが、全然理解できない「説明」や「言語」があると感じるのです。

つまり、そこで話されていたことは、もしかすると現象としては知っていることかもしれないからです。

非常にまわりくどい言い方になってしまいました(苦笑)

今回の画面は、そんなイメージです。

ピースひとつひとつが独立した画面のようです。
むしろ並べ替えたほうが、僕の感じたイメージに近いのかもしれません。


画面寸法 20cmx25cm


2014年7月3日木曜日

色の割合


初夏の強い陽射しのせいか、色が飛んだように薄く見える気がします。

土地の面積を測るときに、三角形に切っていって測量してある図を見たことがあります。

そんな風に、家々の屋根や道路や森の緑なんかを色の大きさで切り分けてみました。


ピースのひとつひとつが完結してて、結構気に入っています。


並べ替えてみました。これはこれでユニークな画面です。

実際に並べ替えてみるまでどんな画面が現れるのか見当がつきません。

いつも驚かされている気がします。

それが楽しくて作っています!


2014年6月23日月曜日

春の嵐  突風

四月の終わり、何度か突風が吹きました。

ゴゥという音と共に、向かいの森の大きな木が盛大に傾きます。

もちろん我が家もギシッと軋みます。

曇天の夕暮れを背景に、大きな音と、それに合わせて巨大なものが揺れ動くさまに目を見張りました。

並べ替えてみると、色の散らばりからあのちょっと寒々とした今年の春を思い出せる気がします。

2014年6月19日木曜日

ねこ

草むらで、ねこが毛づくろいをしていました。

柄がよくわからないすすけたねこでしたが、丸々と太っていました。

チッチッと口を鳴らすとちょっとだけ振り向きましたが、またすぐに向こうを向いて熱心にお手入れを続けていました。

ねこを見てると幸せな気分になります。

2014年6月16日月曜日

大きな船

小さな画面いっぱいに大きな船です。

船に見えますか?

梅雨入りして雨ばかりだったので、あっけらかんとした青空が恋しくて作ってみました。

ギリギリ船に見えるかな(笑)って絵なので、バラバラにすると手がかりがありません。


シンプルな分、並べ替えると面白い気がします。


ちょっと夏の気分です。

2014年5月29日木曜日

花 ともしび

なんという名前の花かは知らないのですが、とても可憐な花です。

乳白の花弁の先端に生まれたてのような淡い緑色がポツンと色づきます。

そのしっとりとした肌触りやぽったりとした厚みを感じさせる白を眺めていると、昼間の陽の光を蓄えて、月のない晩にポッと灯っているような気がします。

2014年4月29日火曜日

わずかな不安



平穏な毎日を送りながら、ふっと不安が心を横切ることがあります。

不安のもとを記憶の中に探るのですが見つかりません。

原因がわからないまま、シミのように不安が心に滲んでいきます。

いつの間にか忘れてしまっている程度のことなのでしょうが、なんとなく居心地の悪い時間を過ごします。

そんなことがありませんか?


パレットの上の絵の具の色も、人の心も、とてもデリケートなものですよね。








2014年4月23日水曜日

習作  見て描く 見ないで描く

見て描くのも難しいですね。

ほんのちょっと視線をずらすだけで、形も影も変わって見えます。

似ているようであり、全然違うようであり。

海を描いたブーダンや、踊り子を描いたドガは、どうやってその瞬間を画面にとどめたのだろうと思います。

ひたすら見て、ひたすらスケッチやデッサンを繰り返したのでしょう。

見ないで描くのも難しいです(苦笑)

手のひらに光るたまを置いてみたらこんな感じかな、という絵です。


描きながらわかることもあれば、描いてるうちにわからなくなることもあります。

見て描くものも見ないで描くものも、僕の内側にある物語のひとコマだと思っています。

いつかその物語が伝わるように描けたらと思います。