2013年7月25日木曜日

漏れ出る光

子供の頃の記憶です。

こんな光をよく見ていた気がします。

隠れんぼでもぐり込んだ、どこかの納屋の隙間に射し込む光です。

夏休み 暗がりに膝を抱えて息をひそめ、「もういいかーい!」の声やセミの鳴き声を遠くに聴いています。

汗をダラダラ流しながらじっとして見回していると、板壁の隙間から滲んだように射し込む光が見つかります。

そこにあったのは、外の景色ではなく、ただの夏の光だった気がしています。
並べ替えてみると、当たり前だけど全然違ったものになります。

赤や青や黄色や緑を細かな線で何度も塗り、その上から薄く白を重ねていきます。

写真でうまく伝わっているのか不安ですが、とても綺麗な色なのです。

2013年7月23日火曜日

高台より

僕の住むあたりは、街を見下ろせる高台がたくさんあります。

暑い暑い夏の午後。汗をかきかきスケッチブックを抱えて高台へ。

見下ろすと、人影も見つからず、窓を締め切った建物たちは蝉の声をBGMにして現実感を失い、ヘンテコなオブジェに見えてきます。


もしかすると、僕の方が熱中症なのかもしれません。

気をつけなくては!(汗)

2013年7月18日木曜日

絵の練習

暑い日が続きますね。僕のアトリエも例外なく猛暑です。

急ごしらえのアトリエにはエアコンもなく、汗を拭き拭き作業しています。

そんな作業を助けてくれるのは、氷のたくさん入った冷たい飲み物です!

飲み残しのコーヒーに少しだけシロップを入れて、作業の合間に口に含むと身体がすっとします。


いつもお世話になっている保冷マグを鉛筆で描いてみました。

見えているものを描くだけなのに、本当に難しいものですね。

まだまだ練習を積みましょう!

2013年7月3日水曜日

レンガの壁とアイアンワーク 改

先日不安を残しつつアップしたのですが、やはり納得がいかず再アップします。

アイアンワークの優雅な線に少しでも近づけていたらいいなと思います。

アイアンワークのフォルムを写したいと思って作り始めたのに、パステルの素材感に頼ってしまいました。

どちらかというと前の方が好き!と感じられる方もいらっしゃると思います。(ごめんなさい!)

パステルは本当に表情豊かな画材です。

もっと活かせるように習熟して、改めて取り組みたいと思います。

2013年7月1日月曜日

レンガの壁とアイアンワーク

ヨーロッパの家々はレンガ造りです。そして、門扉や看板や窓の縁取りなど、あちこちに鍛造のアイアンワークが使われています。

レンガは年月を経るごとに深い味わいをたたえ、鍛冶屋が槌打ってこしらえた鉄の造形は、力強く優雅です。

その感じを表現してみたかったのですが・・・。

ピースの一つ一つに粘土を盛ってテクスチャーを付け着色しました。

鍛造独特のアイアンワークの文様はパステルで下書きし、絵の具で表情を加えました。

凹凸の多い表面には鉛筆の線が見辛かったためにパステルにしたのですが、意外な表情を見せてくれました。

レンガのテクスチャーも、パステルの表情も大好きなのですが、どちらも初めて試したので、この画面の中でうまくいっているのか不安です。

僕自身にも、良いようにも物足りないようにも見えます。

なので、次に使う時は各々の素材に正面から取り組んでみたいと思います。(汗)


そんなわけで、今回はかなり不安な中でアップしました。

みなさんの忌憚のない意見がいただけると嬉しいです!

2013年6月25日火曜日

とんぼの羽

とんぼの羽を描いてみました。

子供の頃には風景のようにいたとんぼを、最近はすっかり見なくなりました。

いざ描こうと一心に眺めると、本当に見事な形をしています。

カブトムシやクワガタ何かと同じように、憧れの造形でした。

空に透かして飽きずに見ていたのを思い出しながら、自分で描きながら出来上がっていくのにワクワクしてしまいました。

37cm×45cmのスケッチブックいっぱいに描いてあります。

画材はアクリル絵の具です。


2013年6月21日金曜日

深く深く青い 緑の中で

鬱蒼と木の生い茂る夏山の渓谷に足を踏み入れ、視界の全てが緑になってしまう経験をしたことがあります。

明るいわけでも暗いわけでもなく、ただただ緑の風景です。

空も覆い尽くす木々の中で冷たい沢の水に足を浸し、そこにある色や音や温度にゆっくりと体を馴染ませると、なんとも言えない感情がしんとした心の中に訪れます。

その時の何もかもを、ときどき遠いふるさとのことのように思い出します。

2013年6月17日月曜日

つなぐ力

ロンドンのショーディッチやパリのマレ地区は若手アーティストたちの集まるギャラリーが多いと聞いていました。

実際に訪ねると、そこは異民族異文化の色濃く感じられる地域でした。

長い時間をかけても溶け合うことのないものが、まるである種の絶望のように漂っていました。

そして、そこで育とうとしている新しいアートは、とんでもないエネルギーを持っていました。

すべての差異を突破し、すべてをつなぐ力を持とうとしているようでした。


2013年6月16日日曜日

ルアーブルのかもめ


ルアーブルの港は、モネが「印象 日の出」を描いたところだそうです。

その頃の面影はなく、コンクリートの桟橋に巨大な船がたくさん接岸していました。

晴れ渡った空にかもめが飛んでいました。


思い出しながら、手元にあった紙粘土で作ってみました。

色を塗り、ニスをかけ、木切れに立ててみたら意外に可愛いかもめが出来上がりました。

もう一羽作ってあげないとかわいそうな気にさえなっています。

2013年6月9日日曜日

ジベルニーの庭

ジベルニーのモネの家には、あの『睡蓮』を描いた庭が、当時のまま保存されていました。

丁寧に手入れされた庭にはたくさんの花が咲き、池にはわずかですが赤い睡蓮の葉も浮かんでいました。

ただ、ものすごい数の観光客であふれ、ゆっくりした気持ちでは見学できませんでした。


iPhoneで撮った写真を眺めながらパズルの画面に描いてみました。

絵の具は、ポスターカラーみたいな不透明の水彩絵の具です。

なんとなく雰囲気が伝わると嬉しいです。

ジグソーパズルみたいになってしまったのは「勢い」ってことでご容赦ください(汗)