今日で2013年も終わりですね。
僕の手です。
来年もこいつと付き合いながら、このブログで、作ったもの描いたものを皆さんに見ていただこうと考えています。
・・・とここまで書いて、僕は右利きなので、これ反対の手だと気づきました(笑)
来年は、今年以上に真摯にひとつひとつのテーマに取り組もうと考えています。
ではみなさま、良いお年をお迎えくださいね!
2013年12月31日火曜日
2013年12月18日水曜日
象形文字
パズルピースを作るときに出るチップに象形文字を描いてみました。
5000年前の文字です。
大英博物館やルーブル美術館で、実物をたくさん見ることが出来ました。
真剣に眺めると、それはそれは精緻に彫られています。
一文字一文字が美しい造形です。
印象深い文字を36文字写してみました。
5000年前の人がこれを見たら、「文章が変だ!」というのでしょうか、
それとも「字が下手だ!」というのでしょうか。
5000年前の文字です。
大英博物館やルーブル美術館で、実物をたくさん見ることが出来ました。
真剣に眺めると、それはそれは精緻に彫られています。
一文字一文字が美しい造形です。
印象深い文字を36文字写してみました。
5000年前の人がこれを見たら、「文章が変だ!」というのでしょうか、
それとも「字が下手だ!」というのでしょうか。
2013年12月16日月曜日
秋の水たまり
先週、本当に久しぶりに雨が降りました。
以前にパズル画面のモデルにさせてもらったおうちの庭を覗くと、案の定水たまりが出来ていて、紅葉した落ち葉が溜まっていました。
水たまりと、透けて見える玉砂利と、鮮やかに紅葉した落ち葉が秋らしい色どりでした。
水彩画です。
子供の頃から親しんだはずの画材ですが、とても難しい気がしています。
というか、全然上手に使えません!
もっともっと経験を積んで、水彩絵具の良さを引き出せたらと思っています。
以前にパズル画面のモデルにさせてもらったおうちの庭を覗くと、案の定水たまりが出来ていて、紅葉した落ち葉が溜まっていました。
水たまりと、透けて見える玉砂利と、鮮やかに紅葉した落ち葉が秋らしい色どりでした。
水彩画です。
子供の頃から親しんだはずの画材ですが、とても難しい気がしています。
というか、全然上手に使えません!
もっともっと経験を積んで、水彩絵具の良さを引き出せたらと思っています。
2013年11月21日木曜日
大きな画面 その1
これは、今年秋に開催されたヤマハ主催のグラフィックグランプリに出展するために制作したものです。
「いいの?いいね!」が今年のテーマでした。
音楽や絵画や小説などあらゆる表現が、それぞれの「言葉」を固定することによって成立しますが、僕の作る画面は並べ替えることが可能です。
固定しない画面が表現として成立するのか?ということは、作り始めた時からの自分自身に対する問いでもありました。
結果としては、入賞を逃しました。
入賞された方の作品は、自分の形式をコンペのテーマになぞらえた僕などではなく、もっと真摯に「いいの?いいね!」というテーマに対して向き合った作品たちでした。
入賞できなかったことは残念でしたが、たくさんのことを学びました。
なにより、ずっと以前からチャレンジし損ねていた大きな画面に取り組むきっかけを作ってくれました。
たてよこ90センチ、500ピースの画面はなかなかに壮観です。
ブログを更新できなかった間にも、たくさんの方がこのブログを訪ねてくださいました。
いつか見ていただける場所を作ろうと思っています。
さわって遊んでいただけたらと思います。
まだまだ作りたいテーマはたくさんあります!
これからもこのブログを覗いていただければ望外の喜びです!
「いいの?いいね!」が今年のテーマでした。
音楽や絵画や小説などあらゆる表現が、それぞれの「言葉」を固定することによって成立しますが、僕の作る画面は並べ替えることが可能です。
固定しない画面が表現として成立するのか?ということは、作り始めた時からの自分自身に対する問いでもありました。
結果としては、入賞を逃しました。
入賞された方の作品は、自分の形式をコンペのテーマになぞらえた僕などではなく、もっと真摯に「いいの?いいね!」というテーマに対して向き合った作品たちでした。
入賞できなかったことは残念でしたが、たくさんのことを学びました。
なにより、ずっと以前からチャレンジし損ねていた大きな画面に取り組むきっかけを作ってくれました。
たてよこ90センチ、500ピースの画面はなかなかに壮観です。
ブログを更新できなかった間にも、たくさんの方がこのブログを訪ねてくださいました。
いつか見ていただける場所を作ろうと思っています。
さわって遊んでいただけたらと思います。
まだまだ作りたいテーマはたくさんあります!
これからもこのブログを覗いていただければ望外の喜びです!
2013年10月28日月曜日
台風
僕の生まれ育った街は、その昔「台風銀座」の異名がありました。
だから子供の頃の台風は、夏恒例のイベントのように感じていました。
台風が来る日は、空がオレンジ色に染まります。
関東ではあまり見かけませんが九州の人だったら、あの台風の前のオレンジ色に染まる独特の空の色を、夏の風物詩のように感じているのではないでしょうか。
小さい頃、そろそろ台風が来るなぁと夕焼けとは違う橙色の空を見ながら、台風には赤い芯があると勝手に思っていました。
家の前の竹林が暴風に蹂躙されるのを雨戸の隙間からのぞきながら、ちぎれ飛ぶ雲のあいだに赤い台風の芯を探したことがあります。
季節はずれの大きな台風に身をちぢめながら、そんなことを思い出して描きました。
大人になった今、赤い芯も探さず、うず巻く風をのぞき見ることもなく、ただひたすら無事に通り過ぎてくれるのを待つようになりました。
2013年10月4日金曜日
ジャパネスク 過剰な色
春先、ワイン箱の中で暴れるように雑草たちが花をつけていた様子です。
以前から、なんとか画面に写そうと試みていた絵です。
下絵を重ねるうちに、花とは似ても似つかないものになってしまいました。
ただただ溢れるような色を描いてみました。
友禅や縮緬のお着物の柄のようにも見えます。
あでやかなお着物の色合いは自然の草花の中にあったのかと、今さらのように思います。
日本の色です。
ピースの一つ一つの側面に色付けするのは根気のいる作業ですが、綺麗に仕上がると疲れは感じません。
並べ替えても綺麗です。
ずいぶん涼しくなり、もうすぐ紅葉です。空も高くなって、色が変わってきました。
季節の変わり目。みなさま、くれぐれもお体にご自愛くださいね!
2013年8月16日金曜日
森の中 苔 In a forest and a moss.
森の中の倒木に苔が生えていました。
枯れ木枯れ枝落ち葉の上に、青々とこんもりと息づく苔の様子が描きたかったのです。
こんな小さな何気ない景色でも、飽きずにじっと眺めていると、本当にかなわない気がしてきます。
正直に、見えたままを描こうとしてみました。
伝わると嬉しいです。
枯れ木枯れ枝落ち葉の上に、青々とこんもりと息づく苔の様子が描きたかったのです。
こんな小さな何気ない景色でも、飽きずにじっと眺めていると、本当にかなわない気がしてきます。
正直に、見えたままを描こうとしてみました。
伝わると嬉しいです。
One day, I took a walk in a forest and
found a fallen tree covered with moss. And It gave me an image of moss covering
the ground surrounded with leaves, dead trees, and small flowers. Even these
small things make me notice that nature is always beyond my imagination. So,
without using any cheap tricks, I just tried to draw them as the way they were.
I don't know if I made it though. Wishing it caught the moment in some ways.
2013年8月10日土曜日
「レンガの壁とアイアンワーク」 のための習作 The practice for a piece, "A brick wall and an iron work."
以前にアップした「レンガの壁とアイアンワーク」を作る前に、試みとして作ったものです。
木製のピースにちゃんと粘土が乗るのか、そこに絵の具がムラなく発色するのか、また、その凹凸の表面に線が描けるのか・・・。
いきなり大きな画面にチャレンジする勇気がなくて、小さな画面で試してみた時のものです。
ジャンクにしてしまうのも惜しい気がして、作業台の前の棚にずっと立ててあります。
かすれた線で悪戯に描いた瞳に、いつも見られているような気がしています。
木製のピースにちゃんと粘土が乗るのか、そこに絵の具がムラなく発色するのか、また、その凹凸の表面に線が描けるのか・・・。
いきなり大きな画面にチャレンジする勇気がなくて、小さな画面で試してみた時のものです。
ジャンクにしてしまうのも惜しい気がして、作業台の前の棚にずっと立ててあります。
かすれた線で悪戯に描いた瞳に、いつも見られているような気がしています。
This one was made for a practice before
I posted the piece titled, "A brick wall and an iron work," on this
blog. It was challenging because I was not sure if clay fixes on a wood piece,
if a color can come out as I wanted, and, lastly, if I really can draw lines on
the texture. I was too afraid to try a big piece that I tried with small one
instead. Although it was just one of
practices like you put them in a garage, I'm, somehow, attached to this one. Did
I put it away in a garage? Nope. It's actually standing on my desk like a
symbol or something. Sometimes, it feels like this puzzle is watching me with
the grazed eyes.
2013年8月9日金曜日
ソーマキューブ と そのケース
プレゼント用に、チェック模様のソーマキューブとケースを作ってみました。
チェックの色は、少し黄色の勝ったアイボリーと藍色です。
幸運や魔除けの色です。
ケースの模様は「光射す」といった感じを表現してみました。
Wikiによれば、ソーマキューブには240通りの解があるそうですが、この塗り分けの時にチェックに完成するパターンがいくつあるのか知りません。
別にチェックにならなくても、やってみると結構楽しいです!
ケースに収めた様子です。僕の手と比較して大きさが分かってもらえると嬉しいです。
ベニヤ板の箱に杉板のフタです。
フタの丁番は布を張っただけですが、意外にしっかりしています。
写真で見たらフタの裏側に絵の具がくっついていますね(汗)
もう少しあちこち手直ししてプレゼントすることにします(笑)。
チェックの色は、少し黄色の勝ったアイボリーと藍色です。
幸運や魔除けの色です。
ケースの模様は「光射す」といった感じを表現してみました。
Wikiによれば、ソーマキューブには240通りの解があるそうですが、この塗り分けの時にチェックに完成するパターンがいくつあるのか知りません。
別にチェックにならなくても、やってみると結構楽しいです!
ケースに収めた様子です。僕の手と比較して大きさが分かってもらえると嬉しいです。
ベニヤ板の箱に杉板のフタです。
フタの丁番は布を張っただけですが、意外にしっかりしています。
写真で見たらフタの裏側に絵の具がくっついていますね(汗)
もう少しあちこち手直ししてプレゼントすることにします(笑)。
2013年8月8日木曜日
水たまり と 雨だれ
水たまりに雨だれが落ちている様子をモチーフにしてみました。
浅い水底に玉砂利が少し透けて見えています。
30cmX50cmくらいの、僕がつくるものの中では大きな画面です。
雨上がり間際に通りがかった近所の庭先でこの水たまりが目にとまり瞬間的に、これを描きたい!と思いました。
しかし、写真を撮るわけにもいかず(間違いなく不審者に思われます)、とにかく数分じーっと見て(この段階でも割と不審者です)、
慌てて帰ってスケッチブックに下描きしたのでした。
スケッチブックから二転三転して、ピースに下描きでも全体のバランスが中々決まらず、結局出来上がるまでに半月以上かかってしまいました。
下絵を描くために雨降りの中ウロウロしたり、お風呂で波紋を作って眺めたりしたのですが、水の流れや波紋のように、とどまってくれない景色というのは見飽きることがありません。
こうして一つ一つのピースを見ると、シマ馬とか動物の群れみたいですね(笑)
並べ替えたものです。
今度は何に見えるのでしょう。
不思議な画面です。
2013年8月7日水曜日
夏の川面
暑い日が続きますね。
にもかかわらず、すっきりとした青空の日が少ないのが残念です。
雨を含んだ重たい空の日が多い気がします。
先日カラッと晴れた日に、近所の小川を見に行きました。
水草をなびかせながら流れる川は、見ていて気持ちのいいものです。
並べかえるとこんな感じです。
ホックニーがやった写真のコラージュみたいで面白いです。
まだまだ暑い日が続きそうです。
みなさまも、くれぐれもお体にご自愛くださいね!
にもかかわらず、すっきりとした青空の日が少ないのが残念です。
雨を含んだ重たい空の日が多い気がします。
先日カラッと晴れた日に、近所の小川を見に行きました。
水草をなびかせながら流れる川は、見ていて気持ちのいいものです。
並べかえるとこんな感じです。
ホックニーがやった写真のコラージュみたいで面白いです。
まだまだ暑い日が続きそうです。
みなさまも、くれぐれもお体にご自愛くださいね!
2013年8月2日金曜日
花畑 と たんぽぽ
CDケースほどの小さな画面です。
庭にほったらかしの木箱のプランターの中で、知らない花が勝手に繁っています。
咲いているというよりは、繁っているって感じです。
小さな世界で生き抜く様に、微笑ましくも励まされます。
春先に撮った、たんぽぽの写真を眺めながら描いてみました。
庭にほったらかしの木箱のプランターの中で、知らない花が勝手に繁っています。
咲いているというよりは、繁っているって感じです。
小さな世界で生き抜く様に、微笑ましくも励まされます。
春先に撮った、たんぽぽの写真を眺めながら描いてみました。
2013年7月25日木曜日
漏れ出る光
子供の頃の記憶です。
こんな光をよく見ていた気がします。
隠れんぼでもぐり込んだ、どこかの納屋の隙間に射し込む光です。
夏休み 暗がりに膝を抱えて息をひそめ、「もういいかーい!」の声やセミの鳴き声を遠くに聴いています。
汗をダラダラ流しながらじっとして見回していると、板壁の隙間から滲んだように射し込む光が見つかります。
そこにあったのは、外の景色ではなく、ただの夏の光だった気がしています。
並べ替えてみると、当たり前だけど全然違ったものになります。
赤や青や黄色や緑を細かな線で何度も塗り、その上から薄く白を重ねていきます。
写真でうまく伝わっているのか不安ですが、とても綺麗な色なのです。
こんな光をよく見ていた気がします。
隠れんぼでもぐり込んだ、どこかの納屋の隙間に射し込む光です。
夏休み 暗がりに膝を抱えて息をひそめ、「もういいかーい!」の声やセミの鳴き声を遠くに聴いています。
汗をダラダラ流しながらじっとして見回していると、板壁の隙間から滲んだように射し込む光が見つかります。
そこにあったのは、外の景色ではなく、ただの夏の光だった気がしています。
並べ替えてみると、当たり前だけど全然違ったものになります。
赤や青や黄色や緑を細かな線で何度も塗り、その上から薄く白を重ねていきます。
写真でうまく伝わっているのか不安ですが、とても綺麗な色なのです。
2013年7月23日火曜日
高台より
僕の住むあたりは、街を見下ろせる高台がたくさんあります。
暑い暑い夏の午後。汗をかきかきスケッチブックを抱えて高台へ。
見下ろすと、人影も見つからず、窓を締め切った建物たちは蝉の声をBGMにして現実感を失い、ヘンテコなオブジェに見えてきます。
もしかすると、僕の方が熱中症なのかもしれません。
気をつけなくては!(汗)
暑い暑い夏の午後。汗をかきかきスケッチブックを抱えて高台へ。
見下ろすと、人影も見つからず、窓を締め切った建物たちは蝉の声をBGMにして現実感を失い、ヘンテコなオブジェに見えてきます。
もしかすると、僕の方が熱中症なのかもしれません。
気をつけなくては!(汗)
2013年7月18日木曜日
絵の練習
暑い日が続きますね。僕のアトリエも例外なく猛暑です。
急ごしらえのアトリエにはエアコンもなく、汗を拭き拭き作業しています。
そんな作業を助けてくれるのは、氷のたくさん入った冷たい飲み物です!
飲み残しのコーヒーに少しだけシロップを入れて、作業の合間に口に含むと身体がすっとします。
いつもお世話になっている保冷マグを鉛筆で描いてみました。
見えているものを描くだけなのに、本当に難しいものですね。
まだまだ練習を積みましょう!
急ごしらえのアトリエにはエアコンもなく、汗を拭き拭き作業しています。
そんな作業を助けてくれるのは、氷のたくさん入った冷たい飲み物です!
飲み残しのコーヒーに少しだけシロップを入れて、作業の合間に口に含むと身体がすっとします。
いつもお世話になっている保冷マグを鉛筆で描いてみました。
見えているものを描くだけなのに、本当に難しいものですね。
まだまだ練習を積みましょう!
2013年7月3日水曜日
レンガの壁とアイアンワーク 改
先日不安を残しつつアップしたのですが、やはり納得がいかず再アップします。
アイアンワークの優雅な線に少しでも近づけていたらいいなと思います。
アイアンワークのフォルムを写したいと思って作り始めたのに、パステルの素材感に頼ってしまいました。
どちらかというと前の方が好き!と感じられる方もいらっしゃると思います。(ごめんなさい!)
パステルは本当に表情豊かな画材です。
もっと活かせるように習熟して、改めて取り組みたいと思います。
アイアンワークの優雅な線に少しでも近づけていたらいいなと思います。
アイアンワークのフォルムを写したいと思って作り始めたのに、パステルの素材感に頼ってしまいました。
どちらかというと前の方が好き!と感じられる方もいらっしゃると思います。(ごめんなさい!)
パステルは本当に表情豊かな画材です。
もっと活かせるように習熟して、改めて取り組みたいと思います。
2013年7月1日月曜日
レンガの壁とアイアンワーク
レンガは年月を経るごとに深い味わいをたたえ、鍛冶屋が槌打ってこしらえた鉄の造形は、力強く優雅です。
その感じを表現してみたかったのですが・・・。
ピースの一つ一つに粘土を盛ってテクスチャーを付け着色しました。
鍛造独特のアイアンワークの文様はパステルで下書きし、絵の具で表情を加えました。
凹凸の多い表面には鉛筆の線が見辛かったためにパステルにしたのですが、意外な表情を見せてくれました。
レンガのテクスチャーも、パステルの表情も大好きなのですが、どちらも初めて試したので、この画面の中でうまくいっているのか不安です。
僕自身にも、良いようにも物足りないようにも見えます。
なので、次に使う時は各々の素材に正面から取り組んでみたいと思います。(汗)
そんなわけで、今回はかなり不安な中でアップしました。
みなさんの忌憚のない意見がいただけると嬉しいです!
2013年6月25日火曜日
とんぼの羽
とんぼの羽を描いてみました。
子供の頃には風景のようにいたとんぼを、最近はすっかり見なくなりました。
いざ描こうと一心に眺めると、本当に見事な形をしています。
カブトムシやクワガタ何かと同じように、憧れの造形でした。
空に透かして飽きずに見ていたのを思い出しながら、自分で描きながら出来上がっていくのにワクワクしてしまいました。
37cm×45cmのスケッチブックいっぱいに描いてあります。
画材はアクリル絵の具です。
子供の頃には風景のようにいたとんぼを、最近はすっかり見なくなりました。
いざ描こうと一心に眺めると、本当に見事な形をしています。
カブトムシやクワガタ何かと同じように、憧れの造形でした。
空に透かして飽きずに見ていたのを思い出しながら、自分で描きながら出来上がっていくのにワクワクしてしまいました。
37cm×45cmのスケッチブックいっぱいに描いてあります。
画材はアクリル絵の具です。
2013年6月21日金曜日
深く深く青い 緑の中で
鬱蒼と木の生い茂る夏山の渓谷に足を踏み入れ、視界の全てが緑になってしまう経験をしたことがあります。
明るいわけでも暗いわけでもなく、ただただ緑の風景です。
空も覆い尽くす木々の中で冷たい沢の水に足を浸し、そこにある色や音や温度にゆっくりと体を馴染ませると、なんとも言えない感情がしんとした心の中に訪れます。
その時の何もかもを、ときどき遠いふるさとのことのように思い出します。
明るいわけでも暗いわけでもなく、ただただ緑の風景です。
空も覆い尽くす木々の中で冷たい沢の水に足を浸し、そこにある色や音や温度にゆっくりと体を馴染ませると、なんとも言えない感情がしんとした心の中に訪れます。
その時の何もかもを、ときどき遠いふるさとのことのように思い出します。
2013年6月17日月曜日
つなぐ力
ロンドンのショーディッチやパリのマレ地区は若手アーティストたちの集まるギャラリーが多いと聞いていました。
実際に訪ねると、そこは異民族異文化の色濃く感じられる地域でした。
長い時間をかけても溶け合うことのないものが、まるである種の絶望のように漂っていました。
そして、そこで育とうとしている新しいアートは、とんでもないエネルギーを持っていました。
すべての差異を突破し、すべてをつなぐ力を持とうとしているようでした。
実際に訪ねると、そこは異民族異文化の色濃く感じられる地域でした。
長い時間をかけても溶け合うことのないものが、まるである種の絶望のように漂っていました。
そして、そこで育とうとしている新しいアートは、とんでもないエネルギーを持っていました。
すべての差異を突破し、すべてをつなぐ力を持とうとしているようでした。
2013年6月16日日曜日
ルアーブルのかもめ
ルアーブルの港は、モネが「印象 日の出」を描いたところだそうです。
その頃の面影はなく、コンクリートの桟橋に巨大な船がたくさん接岸していました。
晴れ渡った空にかもめが飛んでいました。
思い出しながら、手元にあった紙粘土で作ってみました。
色を塗り、ニスをかけ、木切れに立ててみたら意外に可愛いかもめが出来上がりました。
もう一羽作ってあげないとかわいそうな気にさえなっています。
2013年6月9日日曜日
ジベルニーの庭
ジベルニーのモネの家には、あの『睡蓮』を描いた庭が、当時のまま保存されていました。
丁寧に手入れされた庭にはたくさんの花が咲き、池にはわずかですが赤い睡蓮の葉も浮かんでいました。
ただ、ものすごい数の観光客であふれ、ゆっくりした気持ちでは見学できませんでした。
iPhoneで撮った写真を眺めながらパズルの画面に描いてみました。
絵の具は、ポスターカラーみたいな不透明の水彩絵の具です。
なんとなく雰囲気が伝わると嬉しいです。
ジグソーパズルみたいになってしまったのは「勢い」ってことでご容赦ください(汗)
丁寧に手入れされた庭にはたくさんの花が咲き、池にはわずかですが赤い睡蓮の葉も浮かんでいました。
ただ、ものすごい数の観光客であふれ、ゆっくりした気持ちでは見学できませんでした。
iPhoneで撮った写真を眺めながらパズルの画面に描いてみました。
絵の具は、ポスターカラーみたいな不透明の水彩絵の具です。
なんとなく雰囲気が伝わると嬉しいです。
ジグソーパズルみたいになってしまったのは「勢い」ってことでご容赦ください(汗)
2013年6月6日木曜日
街のイメージ 1 ロンドン パリ
何十年、何百年と姿を変えない街並みが、現代の機能を持ち合わせていることに驚きます。
何しろ電柱や電線さえも見当たらないのです。
電気のなかった時代に作った美しい街を、そのまま残そうとしているのでしょう。
歩きながらそのことにふと気づき、歴史ある街並みの奥にひっそりと張り巡らされるあれこれを想っていました。
僕の感じたささやかな感激や気づきを、箇条書きではなく、少しづつ形にしていけたらと思います。
2013年5月28日火曜日
帰国
帰ってきました。
ロンドンから入り、パリから帰って来ました。
途中、レンタカーでイギリスやフランスの田舎を10日間ほどウロウロしました。
行って良かったなぁって思う場所もあれば、行かなくてもいいなぁと思う場所もあります。
それもこれも、行ってみなくてはわからないので、とりあえずあちこち訪ねてみました。
口に出すのも照れくさいくらいいろいろ感動してしまい、毎日、「今帰って何か作りたい!」と思っていました。
スケッチブックを持って行っていたので、何枚か絵を描きました。
ルーアンの少し南、セーヌ川下流のロッジで描いたものです。
ヘタクソでごめんなさい。今はまだこんなもんです!
さらす覚悟で始めたブログなので、さらします!
この刺激が薄まらないうちに必死に作って、どんどんアップします。
これからもよろしくです(笑)
ロンドンから入り、パリから帰って来ました。
途中、レンタカーでイギリスやフランスの田舎を10日間ほどウロウロしました。
行って良かったなぁって思う場所もあれば、行かなくてもいいなぁと思う場所もあります。
それもこれも、行ってみなくてはわからないので、とりあえずあちこち訪ねてみました。
口に出すのも照れくさいくらいいろいろ感動してしまい、毎日、「今帰って何か作りたい!」と思っていました。
スケッチブックを持って行っていたので、何枚か絵を描きました。
ルーアンの少し南、セーヌ川下流のロッジで描いたものです。
ヘタクソでごめんなさい。今はまだこんなもんです!
さらす覚悟で始めたブログなので、さらします!
この刺激が薄まらないうちに必死に作って、どんどんアップします。
これからもよろしくです(笑)
2013年5月4日土曜日
地図を眺めて 旅の始まり
今日からしばらくヨーロッパに出掛けます
。
いろいろ想いを抱えての渡欧です。
準備のために、毎日地図を眺めていました。
国境線に囲まれ、違う名前の付いた土地はどんな風に違っているのでしょう。
楽しみでもあり、不安でもあります。
。
いろいろ想いを抱えての渡欧です。
準備のために、毎日地図を眺めていました。
国境線に囲まれ、違う名前の付いた土地はどんな風に違っているのでしょう。
楽しみでもあり、不安でもあります。
2013年4月20日土曜日
2013年4月19日金曜日
川面に映る色
近所に小川が流れています。川底の見える浅い川です。
晴れわたった春の空の青が、おおいかぶさる木々にさえぎられたくさんの不思議な色に写り込んでいます。
写真に撮ってもその移ろう色を留めることが出来ない気がしたので、ひたすら眺めて記憶の中に持って帰りました。
もしかすると並べ替えないほうがいいのかもしれません。
しかし、いろいろなバリエーションで並べ替えていくと、もしかすると他の正解に行き当たるかもしれません。
2013年4月8日月曜日
春 ツタも芽生えて・・・
アトリエの外壁に貼ったレンガにツタが伸びてきています。
冬の間は、枯れたツルがまるでレンガのヒビのように見えていたのに、いきなり葉を付け緑色の新しいツルを伸ばし始めました。
庭作りが下手くそなのでしょう。
買ってきて植えた花は、冬の間に全滅し、毎年春になると、どこからか飛んできた名前の知らない、それはそれは地味な花たちがささやかな花を咲かせます。
壁を伝うツタも、アイビー以外に知らない種類が狭い壁を競います。
写真ではわかりにくいと思いますが、エンジ色にクリーム色でツタが描いてあります。
つや消しの画面はとても綺麗です・・と自画自賛(笑)
パズルとしては大変すぎて、壊す気になりません。(苦笑)
冬の間は、枯れたツルがまるでレンガのヒビのように見えていたのに、いきなり葉を付け緑色の新しいツルを伸ばし始めました。
庭作りが下手くそなのでしょう。
買ってきて植えた花は、冬の間に全滅し、毎年春になると、どこからか飛んできた名前の知らない、それはそれは地味な花たちがささやかな花を咲かせます。
壁を伝うツタも、アイビー以外に知らない種類が狭い壁を競います。
つや消しの画面はとても綺麗です・・と自画自賛(笑)
パズルとしては大変すぎて、壊す気になりません。(苦笑)
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