今頃に森へ入ってみると、どんぐりがたくさん落ちています。
子供の頃は、毎日のように森の中を探検していました。
毎日入っている森でも、ちょっと奥に入るときには迷わないように道しるべを見つけておきます。
下生えや枝ぶりをじーっと見て記憶しておくわけです。
それでも油断すると簡単に迷います。
村上春樹氏の「海辺のカフカ」という小説の中で森の中のシーンが出てきます。
目印を憶えながら入っていったつもりで、振り返ると全く見知らぬ景色に見えるという描写が出てきますが、本当にその通りです。
さながら、こんな感じです。
シンとした森の中で、何かとても重量のあるものが落ちてきたようなズシンという音が聞こえる、というくだりもありますが、それもよく聞いていた音です。
小説の中で出てきて思い出したのですが、今考えると不思議な音です。
子供だったから、そんなものだと思っていました。
大人になって、あんまり森に入らなくなりました。
紅葉を遠くから眺める方が多くなりましたが、本当は中に入っていくとどんな季節でも楽しいですよね。
おはようございます。arandasです。秋色のパズルですね。組み替えられた作品は、次々と、でも静かに様子を変える秋の森の中のように、次はどう変わるのだろうと、それを想像するのが楽しみになります。
返信削除きっと、葉陰に見え隠れするものの中に小さな草花を見つけると嬉しくなるのと同じですね。
また、お邪魔させていただきます。ありがとうございました。
arandasさん いつも嬉しいコメントをありがとうございます!
返信削除涼しくなってきて散歩もしやすくなってきました。あちこちウロウロしながら、また新しいテーマを探してみたいと思います。
また是非お寄りくださいね!季節の変わり目、風邪など召されぬよう!