2012年10月31日水曜日

パステル メレンゲのお菓子

子供の頃よく食べていたお菓子にこんな色のお菓子がありました。

多分メレンゲで出来ていて(お菓子に詳しくないので、違っていたらごめんなさい!)、口に入れると必ずじゅーって吸って、甘く溶けていくのが楽しみだったお菓子です。

チョコレートのような豪華な甘さも、チューインガムのような食感の楽しみもない駄菓子でしたが、そのたよりない甘さと、このほのかな色合いがよくあっていました。

パレットの上で色をつくりながら、口の中で溶けていく感触とかすかにフルーツの香りの付いた甘さを思い出していました。

2012年10月30日火曜日

小さい秋 と 個展のお知らせ

小さい秋です。

くすんでいるけれど好きな色たちです。

大きなパズルに一緒くたにするより、こうして小さいサイズでひとつずつ完結している方が安心します。


さて、ここでお知らせです!

来月、11月27日(火曜日)から12月2日(日曜日)までの6日間、銀座 幸伸ギャラリー 3Fにて個展を開催します。

これまでに作ったパズルを並べる予定です。

詳しい内容については、また改めてこのブログの中でお知らせしたいと思います。

是非、実物を見に来てくださいね!

2012年10月29日月曜日

エイジング 道具箱の中

週末、道具箱の中を整理しました。

色々なものが入っていて、片付ける度に驚いたりします。

箱の中で擦れた様々な道具たちがそれぞれの素材なりの表情でくたびれた色を見せてくれます。

ホコリを払っても雑巾で拭いても取れない汚れが付いているのですが、それはそれでなかなか頼もしいものです。

それらの色を再現するには、まだ何色も塗り重ねなくてはならないのですが、今日のところはここまで。

ひとピースづつ改めて塗っていくことにします。

2012年10月28日日曜日

市松 秋色

昨夜は肌寒く、初薪ストーブでした。

そこいら辺にある端材や木切れをちょっと燃やすだけで、部屋の中はほんのり暖かくなります。

お昼まで晴れ間もあったのですが午後からは曇り空。

枯葉の積もった庭や空を眺めながら市松模様で塗ってみました。

夏が長かった分、今年は秋が短そうです。


2012年10月27日土曜日

素朴なパターン 2

色もパターンもとても単純なのですが、意外に力のある表情になりました。

筆と塗料の相性も良く、エッジが出しやすかったことも幸いしたようです。

いつも色と格闘している気がしていますが、たまにはそばに居た色となかよくしてみるのもいいものですね。


2012年10月26日金曜日

原色

いつも作業台の上に、赤、青、黄、みどり、白、黒、の塗料のビンを並べ、ベニヤ板のパレットの上で色を作ります。

様々にテーマを決めて色を探すのですが、考えたら一度も原色のそのままで塗ったことがないことに気がつきました。

白や黒でさえほんの少し赤を混ぜたり黄色を足したりして塗っていたのです。

というわけで、今回は僕が使用している原色そのままが6色並んでいます。

グレー、茶、オレンジは、もちろん混色です。

これを眺めていたら、昔初めて手にしたパズルのことを思い出しました。

ちょっと懐かしい気分になりました。


2012年10月25日木曜日

みどり

みどり色のバリエーションで作ってみました。

ピースひとつひとつを抜き出して、何色かと言われれば明らかにみどりなのですが、ケースの中に収めると互いに補色し合うのか違う色に見えます。

どの形のピースをどんな色で塗るかもいつも悩ましい事柄の一つです。

いつも悩みながら楽しみながら作っています。


2012年10月24日水曜日

街 その3

小さな木切れの角を落とし屋根に見立て、屋根を塗り壁を塗り、そして窓を描いて建物にしていくのはとても楽しい作業です。

パズルの制約の中で並べ替えながら、それぞれの建物に住む人や出入りする人々のことを想ったりします。。

じっと眺めていると、このおもちゃの街にも朝があり昼があり、そして夜があって季節がめぐるような気がしてくるのはとてもいいものです。



2012年10月23日火曜日

パズルらしく 二色

7X7ブロックの構成だと半分で色を切り替えるわけにいかないのが残念です。

ただ二色にするだけで、ちょっと難易度が上がり、そして色がくっきりと美しく見えます。

今回はオーソドックスな色で作りましたが、デパートなんかを覗くと二色の組み合わせはどんどん新しいバリエーションが出てきている気がします。

次は新しい組み合わせにチャレンジしたいと思います。


2012年10月22日月曜日

モノトーンで柄を描いてみる

カフェオレ色の地味なベースに、モノトーンで柄を描いてみました。

植物に見えなくもないけれど、何かと言われると困るようなランダムなモチーフです。

ひとつのピースに思いつくまま描いてみて、面白そうだったのでひとケースにまとめてみました。

派手でも地味でもない、なんとも不思議な表情です。

ピースだけの時の表情。ケースに収めた時の表情。

それぞれに違う気がします。