2014年11月30日日曜日

赤と青の交わり


今回は、赤と青を真っ直ぐになぞらえて画面を作ってみました。

ひとつひとつのピースが完結するようにと、立ち上がりの部分も塗り分けています。



赤と青とは、真反対のようで実は境目の曖昧なとても親密な色だと思うことがあります。

遠くて近く、近くて遠い色です。



上の絵は、半年以上前に描いたものです。



そしてパズル。






線による塗り分けは、デフォルメされた赤と青の交わりであり、並べ替えることにより色とりどりに入れ替わる美しさは、交わることが持つ本質的気高さだと思います。


2 件のコメント:

  1. おはようございます。arandasです。長くupがなかったのは、この大作を創っていらっしゃったのですね。ひとつひとつのピースの立ち上がりまできめ細やかに作り込まれていて、すごいですね。作成の過程を想像するとちょっと気が遠くなりそうです。また、パズルとしてもどの組み合わせも躍動感があるように思えました。絵の方も不思議なバランスが好きです。赤と青の関わりは、男性と女性にも似ているのかもしれません。周りの色ともうまく関わり、引き立てあいながら、お互いが強く惹かれあうのが分かります。楽しませていただきました。また、お邪魔させていただきます。

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  2. arandasさん

    いつもコメントをありがとうございます。
    丁寧に見ていただき本当に励みになっています。
    十月の終わりから取り掛かかったのですが、いつまでたっても出来上がる気がしませんでした(苦笑)
    おっしゃるとおり男性と女性を描きたくて作り始めました。
    託したものが伝わるとは限らないとわかっていますし、あけすけなテーマなので若干のためらいもありました。
    考えるうちにこれまでテーマとしたものも自然を眺めることでインスパイアされたものがほとんどだ、と思い当たりこんなものになりました。
    スクリプトの書ききれなかったことまで感じ取っていただけて嬉しいです。
    次作も製作中です。また覗いてみてくださいね!
    ありがとうございました。

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