2012年3月30日金曜日

アールデコモチーフ

代表的なアールデコのモチーフです。

こんな小さなピースに写してみても、実に大胆で自由なのが分かります。

どれほどの試行錯誤の末に、ここに行き着くのでしょう。

アールヌーボーもセセッション(分離派)も試してみたくなります。

こういったことを一つ一つ繰り返していった先に、新しいモノが見えてきたらいいなと、心から思います。

2012年3月29日木曜日

贈り物

友人の子供にプレゼントするのに、
ケースを作って入れてみました。

CDケースより一回り小さいケースに、3ブロックキューブが4セット入っています。

もちろんケースを作るほうが大変でした。(笑)

パズルのピースはエゾ松の柔らかい材料で作ってあります。
少し木の香りがして、手に持ってみると暖かいです。

喜んでくれるといいなぁ〜!

2012年3月27日火曜日

ソーマキューブ6

7セット分のキューブから3ブロックキューブ1セットを着色し、4ブロックキューブを組んで見ました。

下の方の写真は、下塗りのピースだけで適当に積み木をしてみました。

なんだか廃墟のような、砂漠の城壁のようなものが出来上がります。

次々に形を変えてみてしばらく遊んでいました。

7種類のピースが制約と可能性の両方を与えてくれます。

子供たちに遊んでもらえたら、どんな形が出来上がるのでしょう。

2012年3月24日土曜日

ソーマキューブ5 手遊び2

ソーマキューブのパーツです。

これで3ブロックキューブ5つ分です。

これからサンディングをし、下塗りをします。

下塗りの白が乾いたらもう一度サンディングして、テーマに沿って着色します。

パズルのケースにこうして雑然と積んでみると、なんだか作りかけだか壊れかけだかの 建物にも見えます。

ある量がまとまると、違った表情が見えてきます。
今回は、これをひとかたまりとして、この表情を大切にしてみたいと思います。


手遊び2です。

接着剤や塗料が乾くのを待っている時間にちょっと作ってみました。

潜水艦のつもりですが・・・見えますか?

 アトリエの棚に並べてみると、ちょっと和みます。

本当は、深海潜水艇が大好きなので、いつかリアルバージョンで取り組みたいと思います。






2012年3月22日木曜日

パズル 6×6 ジャンク  手遊び1

6×6のケースを作ってみました。

これまでのサイズと比較するためです。

入っているピースは、これまでに作って一度はボツになった色たちです。

エイジングしたりしてどうにかひとケースの中に収まるバランスをとってみました。

もう一枚の写真は、塗装の乾き待ちの間に作ったストラップです。

ペットボトルに付いてたノベルティーのストラップからフィギアをはずして、木片から作ったものを取り付けてみました。

こういうのも楽しいです。

はずした可愛いジャージャービンクスとアミダラはアトリエの棚で仲良く並んでいます。

2012年3月21日水曜日

パズル サイズ色々

 小さいサイズのケースを作って、色を組み合わせてみました。

5×5 4×4 3×3 どれもそれぞれに存在感があります。

パズルとしての難易度は5×5が一番難しそうです(といっても、すぐできますが・・・)。

いつもの7×7をチェックにしてみました。

イメージは、ローランサンのような色合いです。

2012年3月15日木曜日

パズル 5×5



ケースの一片が12センチほどの小さなパズルです。


7〜8ピースのシンプルなものですが、塗り分けてみると、お出かけの時に洋服を選ぶみたいに色を選べます。

季節や場所や、あるいは音楽など、いろいろなものをテーマにして、このサイズで作ってみようかと思います。





2012年3月14日水曜日

ソーマキューブ その4

 色を塗ってみました。

17ピース全部の色バランスを一度に決めることはむずかしいので、
10ピースほどを着色し、それを眺めながらほかの色を作っていきます。

「ちょっと違うな〜」と思ったら、乾くのを待ち、サンディングして、白を下塗りして、新しい色を塗ります。

組み立てみると、色の組み合わせで、全然見え方が変わります。

17ピース全部使うと、4ブロックキューブが出来上がり、3ブロックキューブで組むと、
2個余り3ピースです。

 これも1ブロック12ミリ角の小さなキューブです。4ブロックキューブでも一片が5センチ足らずになります。

とても可愛いパズルです。

でも、次はもう少し大きなブロックで作ってみようと思います。

2012年3月12日月曜日

ソーマキューブ その3   ・・・あれから一年

ソーマキューブを、以前の3ブロックキューブから、ひとつ増やして、4ブロックキューブで作ってみました。

3ブロックキューブの場合、3×3×3の27ブロックで構成されています。
4ブロックキューブは4×4×4の64ブロック構成となります。

パーツ数も、7ピースから17ピースと倍以上です。

実際にやってみると、パズルとしての難易度は、ピースが多いほうが優しいように感じます。

ただ、色を塗る楽しみや並べ替える楽しさも増します。

陽射しのたくさんある時に着色します。

出来上がったら、またアップしたいと思います。



ちょうど一年前のあの日も、朝からこのアトリエでパズルを作っていました。
昼食をとり、午後の作業もノッてきたところであの地震がきました。
アトリエのたくさんの窓ガラスが、ガシャガシャと音を立て、揺れは止む気配はなくどんどん強くなっていきました。
家の中にいると危ないと感じ、玄関から外に出るまでにどれくらいの時間が掛かったのか覚えていません。

外に出ると、家の角に立っているカーブミラーが嘘みたいに左右に首を振り、電線は、昔みんなで校庭で遊んだなわとびみたいに波打っていました。

 ようやく揺れが収まり、家に入ってテレビをつけるとすこしづつ情報が入ってきました。
東北が震源地だったこと、巨大な津波が来たこと、千葉で石油コビナートが炎上していること、九段会館の天井が落ち死者が出たこと、所沢のこの地で震度5弱だったこと、そして、電車が止まったこと。

たくさんの報道があり、しかし、どれだけ耳をそばだてても本当に知りたいことは、どこか後回しにされている感がずっとありました。
そして、一年たった今も、その感がぬぐえません。

あれから一年。

震災で亡くなられた方のご冥福を心から祈り、被災された方々への支援を、微力ながら続けていこうと、 また今日改めて思います。



2012年3月9日金曜日

パズル 和

パズルのピースを着物のハギレでくるんでみました。

布の質感と、何より柄の豊富さと美しさに驚きます。

ケースの方も、趣を変えて黒で塗装してみました。

これは、改めて、漆塗りのケースを作ってみようと思います。



2012年3月8日木曜日

ナイフ

しなる刃のナイフが欲しくて作りました。

ノコギリの歯に使う鋼を切り出し、カエデやチークの柄をつけました。
柄の形状は握った感じを確かめながら切り出します。

砥石で刃を付けますが、付け方によって切れ味は変わります。
カッターナイフ、彫刻刀、ノミ、どれとも違う切れ味です。

用途は様々ですが、木彫や革漉きなどにも使えます。

道具は、使っていると欲しい形がわかります。

まだまだバリエーションが増えそうです。

2012年3月5日月曜日

ヘリンボーン

ギャラリースペースにしようと思っている部屋の床です。

着色した杉板を貼ってあります。
10センチ×30センチの板で、約200枚。

色は、一枚ずつ違う色に塗っていきます。

針葉樹はたくさん空気を含んでいるので、床板にするととても暖かいのですが、傷が付きやすいのが弱点です。

でも、こんなふうに塗ると傷もあんまり気になりません。

けっこう素敵な床だと思いませんか?

2012年3月2日金曜日

アトリエの棚

手元にあるパズルは(一部だけれど)アトリエの中の棚に並べて、いつも眺めるようにしています。

眺めていると新しいモチーフを思いつくこともあります。
じっと見ているうちに、色のバランスの悪さに気がついて塗り直すこともあります。

だから、お茶など飲みながらぼんやり眺めているのも大切な時間です。

でも本当は、色々な色の組み合わせを見ているのが好きなのです。

2012年3月1日木曜日

春色

「春色」をイメージして、2ケース塗ってみました。

今回のパズルは1ケースが10ピースで構成されています。
つまり2ケースで20色の色を作ったことになります。

木製のパレットの上に原色を出し、一色一色作っていきます。

色を作る作業は、とてもデリケートで、楽しくもあり、悩ましくもある作業です。

 パズルの楽しさは、色を並べ替える楽しさであったらと思います。